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国立競技場バックナンバー

現在ブラジルで行われているサッカーワールドカップや、今年初めにソチで行われた冬季オリンピック。
選手たちのハイレベルな活躍と、国の威信をかけた熱い応援は、多くの感動と熱狂を見る者に与えてくれます。

このような大きな国際大会は、アスリートたちのパフォーマンスだけでなく、各国の選手団、各競技協会による強化プランをはじめとする組織戦略、はたまた大挙して訪れる各国応援団の国民性や文化を見ることができて、とても興味深く楽しいものです。

そういう点で、自国開催というのはホームアドバンテージだけでなく、様々な文化が一堂に会し、実際に触れ合うことで多くの学びと、更なる発展の機会を与えてくれます。

基本的に国際大会の開催地は、近代オリンピックを育ててきたヨーロッパ、経済力のあるアメリカ、そして経済発展著しい新興国の順番で回っています。

近年、ヨーロッパを除けば、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)と呼ばれる国々で主要大会が行われていることからもそれはわかると思います。
オリンピックやワールドカップの開催は、世界中に自国が経済的発展を遂げたと宣言することと等しいといえるでしょう。

我が国日本にもそういう時期がありました。

さて、ここからは時計の針を1964年(昭和39年)に戻しましょう。
そう、今回のテーマは『第18回東京オリンピック』です。

東京オリンピックの風景

1945年(昭和20年)に終戦を迎え、焦土と化した国土で、人々は貧しさの中から生きていくためにがんばりました。
それまでの価値観が180度変わり、新たな希望や可能性を感じていたのでしょう。
日本は敗戦後20年足らずで、アジアで初めてとなるオリンピックを開催できるまでになりました。

余談ですが、開催国に選出された1959年(昭和34年)は、皇太子ご成婚という一大国民行事が行われた年でもあります。
初の平民出身皇太子妃の誕生は、憧れと高揚感の中、一般家庭にテレビを普及させることとなりました。
また開かれた皇室として世界にアピールし、帝国として戦争に突き進んだ負のイメージを払拭することにも成功しました。

世界を迎える準備は整いつつあったのです。

そこから施設整備、大会運営、選手強化と一大国家プロジェクトがスタートします。
その結果として、『東洋の魔女』と呼ばれた女子バレーボールチームを筆頭に、体操男子、レスリング、柔道、ウエイトリフティング、ボクシングで計16個の金メダル獲得という快挙を成し遂げます。
これは、なんと93を数える参加国・地域の中でも金メダル獲得数で3位というすばらしい成績でした。

国民「機能性食品」に注目する。

しかし、上には上がいました。世界大戦後、冷戦構造を形成していたアメリカとソ連です。
特に組織としてスポーツ医科学を取り入れたアメリカ選手たちの活躍は、多くの人々に驚きを与えました。

それまでの「気合と根性」という精神論が主流だったスポーツ界も、科学的アプローチで選手のコンディションを上げていく手法は、一部の強化選手団を除いては、多くの国民にとって、まさに「目から鱗」だったと思います。

その中にスポーツ栄養学として、アメリカチームがビタミンとミネラルを効率良くとっているという報道は、「機能性食品」という概念を国民レベルで根付かせていきました。
まさに、「健康食品」が一般的に認知されたのは、この東京オリンピックからだったといえると思います。

結果ではなく、成長の過程こそが重要

今回、残念ながら我等がサッカー日本代表は予選敗退となりました。

結果は出ませんでしたが、ザッケローニ監督がいつも口にした「チームのアイデンティティ」と選手たちが何度も唱えた「自分たちのサッカー」は、日本サッカー界が目指す共通目標であることがわかります。

日本は、サッカーに関しては歴史が浅い後進国です。自分たちの「日本らしいサッカー」を確立する道半ば。残酷ですが、結果は順当だったのかもしれません。

しかし、『坂の上の雲』をひたすら目指した明治期や、『Japan as Number One』と称えられた高度経済成長期と同じように、今まさに『アイデンティティ(独自性)』を模索している成長期にあるといえるならば、結果だけに落胆せず、その過程にこそ評価をしたいと思います。

それは、「健康食品をとる」というアプローチにも通じます。「何キロ痩せた」という結果に一喜一憂するのではなく、「どう在りたいのか」という目指す方向性のための生活習慣の選択とすれば、もっといろいろな可能性が広がっていくのではないかと感じます。

選手とサッカー協会、そして国民の意識のレベルを上げていくことによって、4年後、そして6年後の2020年東京オリンピックで、これこそが『日本のアイデンティティだ』と世界に示すことができれば、これほどすばらしいことはありません。

今回のまとめ

東京オリンピックは、スポーツ医科学、特に栄養学における日本国民の意識を変えるターニングポイントだった。

結果ではなく、成長の過程を評価することで、
自分たちの意識をもっと高みに持っていける。

参照:
ウィキペディア「東京オリンピック」、「ミッチー・ブーム」、「BRICs

日本オリンピック委員会「東京オリンピックが残したもの

消費者庁「機能性食品今昔物語~過去から未来に向けて~