CPO(コスト・パー・オーダー)とは、顧客獲得における
1件あたりに係った費用の事を指します。
特にダイレクトマーケティングの実測数値として重視されます。
計算方法は、商品やサービスを販売するためにかかった全費用を
注文数で割った値を出します。
この数値で広告宣伝費の費用対効果を見ることができます。
例えば商品の新規顧客獲得のための
宣伝広告費を100万円かけた場合
注文数が100件だったとします。
この場合の1件あたりにかかった費用(コスト)は
100万円÷100=10000 で
10,000円です。
健康食品の場合、一般的に1,000円~5,000円の
範囲内の価格帯となりますので
このままでは赤字となりますが
定期購入への誘導で顧客LTV(ライフタイムバリュー)
をあげることで、長期的視点から収益を出していきます。
健康食品は健康のために毎日飲むもの、続けるものと
お客様に認知していただいているのでそれが可能となっています。
多くの健康食品の商品販売で
初回購入を半額や無料サンプルとして展開するのは
興味を持ってもらえる顧客のリストを集めるためと
2回目、3回目以降のリピート顧客を獲得する
いわゆるツーステップ方式をとるためです。
ですから、初回注文時に継続して定期購入していただけるような
パンフレットや、割引などのお得な情報で誘導することが肝心です。