国民ひとりあたりの年間医療費は、約34万円
実は、健康食品(サプリメント)業界は非常に将来性が有望な業種です。なぜなら、日本が最も早く高齢化と直面する国のひとつだからです。また、医療費負担が家計や国庫にとって非常に大きなものになっています。厚生労働省の発表によると平成29年度の国民医療費は、43兆710億円。国民ひとりあたり33万9,900円にもなっています。これから最大の人口比率を持つ団塊の世代が後期高齢者になってゆきますので必ず国民医療費は増大していきます。
医療費増大の理由
何故、高齢者が増えると医療費が増大するのかというと、平均寿命と健康寿命に約十数年のギャップがあるからです。(健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことです。)つまり、医療や介護のケアが必要な期間が約十数年あるということでです。そのため高齢者人口が増えると医療費が増大するのです。こうなると、厚生労働省も政府も医療費の削減に努めざるをえません。そのためには、国民に健康でいてもらいたいのです。
だから、健康商品(サプリメント)が求められる
健康食品を摂取することによるメリットは、健康の維持およびQOL(生活の質の向上)です。それはまさに政府が国民に対して望んでいることでもあります。国民医療費が増大すれば、健康保険の自己負担の割合も大きくしなければならなくなってくるでしょう。医療費の家計負担が大きくなれば、病院に行かなくともよいようにおのずと日々の健康管理に興味を持つようになります。実際に、医療保険費が高額なアメリカは日本以上のサプリメント先進国です。
健康食品業界の使命は、安価で高品質な健康食品を提供することで国民の健康寿命を延ばし国民医療費を削減することにあります。これは、国家にとっても国民にとっても非常に有意義なことなのです。これらの理由で健康食品業界の未来は必ず明るいものになると私は考えています。
企画部:北