特にこれといった理由が無いのに、売り上げがなぜか不調といった経験はありませんか?
取り扱うものが何であれ、物なりサービスを売る仕事をしていれば、誰しもが経験したことがあると思います。
ケースバイケースで理由は様々と思いますが、理由が分からないスランプの理由のひとつに「飽き」があると思います。そう、飽きると売れなくなるのです。
販売者が飽きると売れなくなる
毎日同じセールストークで同じ商品を売っていると飽きるのです。売る人もそのセールストークを聞くお客様も。そして飽きると、トークに心が込められなくなってしまいます。人間ってそういうものなのです。たとえ言葉に込められた熱が同じだったとしても、お客様は同じ話を何度もされたら飽きてしまいます。1回目は涙を流すほど感動した映画でも、続けて3回も4回も見ろと言われたら「勘弁してよ。」と思うじゃないですか。関西では、同じ話を何度もすると「その話は前に1回聞いたから、もうええわ。」と話の出だしでダメ出しされることもあります。
心を込めて語れなくなったセールスマンは、挨拶機能がある自動販売機とさほど変わりません。
自動販売機は、必需品か安価な商品以外は売ることはできません。
『飽き』の解消方法
この「飽き」や「マンネリ」を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?
多くのセールスマンは、違う角度からその商品の良さをアピールしようとします。
今まであまり言ってこなかった良さを語るとこによって、新鮮気持ちで再度トークに心を込められるようになります。
あるいは、新商品を投入することによりマンネリは回避されます。
トークかあるいは、商品そのものを変えてしまえば良いのです。
しかし、その度に新商品を投入していてはキリがありません。
そこで家電業界や自動車業界では、ブランドはそのままで商品のモデルチェンジが行われます。
そうすれば、既存ユーザーにも新型をお勧めすることができます。
たまにはリニューアルもありだと思います。
健康食品の業界でも数年に一度くらいの割合で、主力商品のリニューアル(パワーアップ)を行う会社もあります。リニューアルと言っても多くの場合は大幅に商品コンセプトを変えたりはしません。変えすぎるとその商品を気に入っている既存顧客が離れてしまう可能性があるからです。ですから、変更すると言っても主成分の量を競合商品と比較して多くなるように増量したり、サポート成分を2、3個ほどコストにあまり影響しないように微量添加で追加したりといった内容でのリニューアルが多いです。
これを大義名分に、販促キャンペーンを行ったり、休眠顧客の掘り起こしなども行ったりもします。
大抵の場合は、リニューアル後は売上が伸びることが多いです。
大切な商品の商品寿命を延ばすためにもリニューアルは大変良い方法だと私は思っています。
よろしければ、商品のテコ入れのために弊社へリニューアルのオファーをください。
企画部:北