『なぜ健康食品（サプリメント）業界は他業種からの新規参入が多いのか？
他業種からの新規参入が盛んです。
弊社には、様々な業種から「健康食品業界に新規参入がしたいので相談に乗ってほしい。」と多くのお問い合わせを頂戴しています。アパレル会社様とかソーシャルゲーム開発会社様とか機械部品製造会社様とか印刷会社様とか全くの異業種からのお問い合わせもあります。
なぜこんなにも多くの今までは健康食品販売と縁が無かった企業様から引き合いを頂けるのかと不思議に思ったことも正直ありました。今回は『なぜ健康食品（サプリメント）業界は他業種からの新規参入が多いのか？』について私なりに考察してみたいと思います。
健康食品（サプリメント）販売は参入障壁が低いです！
よく健康食品（サプリメント）新規参入を検討されているクライアントから聞かれることがあります。それは、「健康食品の販売をするのに、どのような資格とか手続きが必要ですか？」というものです。
非常によいご質問だと思います。他業種だと例えばカフェを開店するには、『食品衛生責任者の資格』『防火管理者』『飲食店営業許可申請』、パン等を提供するなら「菓子製造業許可申請」などの資格や申請手続きが必要だそうです。色々と要るのですね。
さて、健康食品の販売にはどのような資格や申請が必要なのでしょうか？答えは「特に何も要りません。」です。ホントに何も要らないのです。もし貴方が「健康食品の販売をやるぞ！」と思い立ったら今日から行っても大丈夫です。会社の定款に“健康食品販売”を追記しておく程度で法的に何も問題はないのです。他の業種に新規参入することと比べたら非常に楽ですよね。
健康食品（サプリメント）の原価は実は安い！
健康食品（サプリメント）の原価は結構安いです。販売会社様によって販売形態や商品原価についての考え方が異なるので一概には言えませんが、商品原価は約１０～３０％くらいです。つまり３，０００円くらいで販売されている商品の原価は大体３００円～９００円程度だと思ってください。健康食品以外の加工食品の原価は大体６０～８０％と言われていますので健康商品の原価は非常に安いと言えるのではないでしょうか。上手く売ることができたら大きく儲かるかもしれないというのが健康食品販売の大きな魅力のひとつなのかもしれません。
まとめ
特別な資格も不要。申請等の手続きも特に必要ない。商品の原価も安い。と新規参入のハードルが低いことが魅力なのでしょうね。こういった理由で新規参入が多いのだと私は思っております。
企画部：北
