損して得とれ

『賢者は歴史に学ぶ』と言いますので、今回は歴史上のお話です。
遠い昔に起きたことでも、人間の本質は数百年や数千年では変わりません。だから歴史から学ぶことができるのだと思います。

日本の戦国時代のお話です。
1543年に、鉄砲は種子島に伝来しました。
ポルトガル人が中国船に乗って売り込みに来たのです。

種子島の島主、種子島時堯は、ポルトガル商人が持っていた鉄砲二丁を大金を出して購入し、一丁を刀鍛冶金兵衛に託して製造を命じたところ、なんとたった1年で国産化に成功してしまいました。

当時は、戦国時代。多くの領主が強力な武器を求めていました。だから大いに需要があると見込んで、売り込みに来たのでしょう。
しかし、たった1年でコピー商品を製造されてしまい、その目算ははずれてしまいます。
鉄砲自体は、すぐにコピーされてしまってもう売ることが出来なくなってしまいました。
そして、戦国末期には日本は世界最大の鉄砲保有国になってしまいます。

ポルトガル商人は、商売に失敗してしまったのでしょうか?

否。結果的には、暴利といって良いほど大もうけをすることができました。
なぜかというと、鉄砲本体も玉も国産することができましたが、火薬の原料である硝石は、当時の日本で全く算出しなかったのです。
国内で全くとれないものは、今も昔も輸入に頼らざるをえません。だから、非常に高値で鉄砲を保有する大名達に硝石を売りつけることができたのです。

損して得とれと言う言葉が、ありますがまさしくそのお手本のような話しです。
大航海時代の冒険商人おそるべしです。
彼らを見習って長いスパンで儲けるビジネスモデルを思いつきたいものです。

企画部:北

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